在学中に引っ越しを考える大学生は少なくありません。
大学在学中に引っ越しを考える学生は少なくありません。私自身も1年生から2年生に上がる春に引っ越しを経験しました。そこで今回は、大学生が引っ越しをする理由や手順、注意点について紹介します。
大学生が在学中に引っ越しする理由

一人暮らしを始めるため
- 通学時間を短縮し、勉強やアルバイトの時間を確保したい
- 自立した生活を送りたい(料理・掃除・家計管理など)
- 友人や恋人とのプライベートな時間を大切にしたい
通学や生活の利便性を上げるため
- 交通費を節約したい
- スーパーや病院など生活施設が充実した場所に住みたい
- アルバイト先の近くに住み、学業と両立しやすくしたい
- 夜遅くまで勉強・研究できるよう、大学近くに住みたい
➡ 私の場合:周辺にスーパーやコンビニがなく不便だったため引っ越しました。
新しい環境で心機一転するため
- 勉強に集中しやすい広い部屋や静かな環境を求める
- 生活スタイルを変えたい(健康的な生活・朝型の生活 など)
- 留学やインターンシップで一時的に別の地域に住む必要がある
大学生の引っ越し手順(筆者の実体験)
引っ越し先を決める(9月〜12月)
まず、大学の立地や通学時間、家賃の相場を調べて住みたいエリアを絞ります。スーパーや駅までの距離、治安も考慮し、優先順位を決めておくとスムーズです。
私は不動産会社のWebページで物件を検索しました。エアコンの有無や駐車場の有無などの条件を決め、最終的に3つの候補に絞りました。
すぐに問い合わせすることが大事です!!(人気な物件はすぐになくなってしまいます!)

不動産に相談する(1月)
希望エリアや条件をもとに、不動産会社に相談します。候補を複数伝えることで、他のおすすめ物件を紹介してもらえることもあり、選択肢が広がります。
この時点で、初期費用や敷金・礼金の有無、契約条件についても確認しておきましょう。
退去の連絡(1月)
私の場合、旧居の退去手続きが退去の2か月前までに必要だったため、この時点で管理会社に連絡し、退去書類を提出しました。
また、早めに退去当日の立ち合いスケジュールを決めることをおすすめします。
おすすめは、入居日の約3日後!(引っ越し作業がスムーズに進むため)


私はこのスケジュール調整を怠ったため、退去立ち合いと新居への入居が同じ日になってしまい、引っ越し作業をわずか3時間で完了させる必要があり、大変でした。
内見
実際に物件を見に行き、日当たりや騒音、収納スペースをチェックします。周辺環境も歩いて確認し、気になる点は管理会社や不動産会社に質問しましょう。
契約
希望の物件が決まったら契約手続きを進めます。重要事項説明を受け、契約内容をよく確認しましょう。
保証人が必要な場合があるため、事前に準備しておくとスムーズです。
入居日も相談しましょう。
入居日も相談しましょう。おすすめは、退去日の約3日前!(引っ越しがしやすいため)

引っ越し
私は友達に手伝ってもらい、引っ越しを完了させました。
事前に転出届を提出し、電気・ガス・水道などのライフラインの手続きを済ませておきましょう。不動産会社から事前に連絡があることが多いですが、念のため確認しておくと安心です。
大学への連絡も忘れずにしましょう。
引っ越しする際に絶対やるべきこと
私が実際に経験したことから、絶対にやるべきことを紹介します。
気になる物件があればすぐに問い合わせする
気になる物件があれば、すぐに不動産会社へ問い合わせましょう。人気の物件は早く埋まるため、迷っているうちに他の人が契約してしまうこともあります。内見の予約も早めに行い、気に入ったらその場で仮押さえできるか確認すると安心です。
また、問い合わせをすることで担当者と連絡を取るきっかけになり、他のおすすめ物件を紹介してもらえることもあります!

ライフライン(電気・ガス・水道・ネット)の手続き
引っ越し前に旧居の解約手続き、新居での開通手続きを済ませておきましょう。特にガスは立ち会いが必要なことが多いので、早めの予約が必須です。
住所変更の手続き
転出届・転入届の提出、運転免許証や銀行口座、携帯電話の住所変更を忘れずに。郵便局で転送手続きをしておくと安心です。
不動産の担当者に何度も質問する
物件の契約や入居に関してわからないことは、不動産会社の担当者に何度でも質問しましょう。
特に家賃の支払い方法、鍵の受け取り、初期費用の詳細などはしっかり確認しておくと安心です。
契約時に細かく確認する
契約書の内容を何度も見直し、不明点はその場で質問しましょう。特に解約時の費用や退去のルールをしっかり把握しておくと、トラブルを防げます。
大学生協の火災保険が使えるか確認する
大学生なら、大学生協の火災保険を使えることがあります。不動産会社に確認し、別途保険に入る必要があるかチェックしておきましょう。
引っ越し当日のスケジュール確認
業者を使う場合は時間や料金を再確認し、友達に手伝ってもらう場合も役割分担を決めておくとスムーズです。
大学生の在学中の引っ越しにかかる費用
引っ越しを考える際、まず気になるのが費用です。計画的に準備しないと、思った以上にお金がかかってしまうこともあります。主な費用の内訳を見ていきましょう。
初期費用(敷金・礼金・仲介手数料など)
費用項目 | 相場 |
敷金 | 家賃1〜2か月分(退去時の修繕費) |
礼金 | 家賃1〜2か月分(大家さんへの謝礼) |
仲介手数料 | 家賃の0.5〜1か月分 |
前家賃 | 翌月分を前払い |
鍵交換費用 | 1〜2万円 |
火災保険 | 1〜2万円(大学生協の保険を利用できるか要確認!) |
最近は敷金・礼金なしの物件も多いようです。
私の場合は、敷金・礼金・鍵交換費用がかからず、火災保険は大学生協の保険で代用しました。
そのため、初期費用は家賃の2倍ほどの金額でした。
火災保険は、大学生協で加入している保険を使えるかもしれないので絶対に聞きましょう!
引っ越し業者の費用と節約方法
- 引っ越し業者を利用する場合、荷物の量や移動距離によって費用が変わります。繁忙期(3月・4月)は料金が高くなるため注意が必要です。
- 節約のコツ
- 友人や家族に手伝ってもらい、自分で荷物を運ぶ
- 不要な家具や家電を処分して、運ぶ荷物を減らす
- 複数の業者に見積もりを依頼し、安い業者を選ぶ
- 平日やオフシーズンに引っ越しをすることで費用を抑えられる
- フリー便(業者のスケジュールに合わせるプラン)を利用する
まとめ|大学生が上手に引っ越しをするコツ
大学生の引っ越しは、新しい環境での生活を始める大きなステップです。
成功のポイント
✅ 事前に住みたいエリアを決め、不動産会社と相談しながら内見・契約を進める
✅ ライフラインの手続きや住所変更を忘れずに行う
✅ 費用を抑えるために、不要な荷物を減らし、オフシーズンに引っ越す
✅ 不動産の担当者に何度も質問し、不明点を解消する
✅ 大学生協の火災保険が使えるか必ず確認する!
しっかり準備をして、新生活を快適にスタートさせましょう!