「食費を節約したいけど、外食はやめられない…」
そう思っている一人暮らしの方、多いのではないでしょうか?私自身も大学生になって一人暮らしを始めた当初は、週に数回外食する生活が当たり前でした。
しかし、ふと外食を控えてみたところ、なんと1ヶ月で1万円以上も浮いたんです。やめてから気づいたこの効果に正直驚きました。
この記事では、私の実体験をもとに「外食しないことでどれだけ節約できるのか?」「どうすれば続けられるのか?」をわかりやすく解説します。
外食をやめると月いくら節約?

外食にかかる平均費用とは
総務省の家計調査(単身世帯)によると、外食費は平均で月に約1万5,000円かかっているというデータがあります。
ランチ1回800円として週に4回行けば、それだけで月1万2,800円。さらに夜ご飯も外食すれば、2万円近くなることも。
実際、私も週3〜4回の外食をしていた頃は、知らず知らずのうちに1万〜1万5,000円ほど使っていました。
自炊とのコスト比較を紹介
一方で自炊に切り替えると、1食あたり200〜300円程度に抑えることも可能です。
たとえば以下のような例があります。
- ごはん+味噌汁+鶏むね肉と野菜炒め → 約250円
- パスタ+レトルトソース+サラダ → 約200円
このように、外食をやめるだけで月に数千円〜1万円以上の節約は十分に現実的です。
外食をやめるメリットとは
節約以外の意外な効果も
外食を控えると、節約以外にもいろいろな良いことがあります。
- 料理スキルが自然に上がる
最初は焼くだけ、茹でるだけでもOK。繰り返すうちに味つけや盛り付けも楽しくなってきます。 - 買い物スキルが身につく
安いスーパーや特売日を意識するようになり、日常的に「価格意識」が育ちます。 - 食品ロスが減る
冷蔵庫の残り物をうまく使えるようになり、食材を無駄にすることが減りました。
また、「自分で作ったご飯を食べる」という習慣が、自分を大切にしているような感覚につながり、自己肯定感もアップします。
健康面や時間の使い方も変わる
外食だとつい揚げ物やジャンク系に偏りがちですが、自炊だと野菜やたんぱく質を意識しやすくなります。
また、家でご飯を作ることで、無駄な移動時間や待ち時間もカットできるようになりました。
外食しない生活の始め方

無理なく始めるためのコツ
いきなり完全に外食をやめるのは難しいかもしれません。
私が効果的だったと感じたのは、「週に1回ずつ減らす」ことです。
- 1週目:週5回外食 → 週4回に
- 2週目:週4回 → 週3回に
- 最終的に月2回程度に減少
このように、徐々にペースを落としていくと、ストレスなく自炊生活に移行できます。
外食が恋しくならない工夫
- 冷凍ご飯をストックする
- レンジで簡単調理できるおかずを常備
- お気に入りの食器や盛り付けで気分を上げる
こうしたちょっとした工夫だけで、外食への誘惑はだいぶ減りました。
節約につながる自炊の工夫
食材選びでコストを抑える
節約自炊の基本は「安くて使い回せる食材を選ぶ」ことです。
おすすめ食材:
- 鶏むね肉:高たんぱく・低脂質・安い
- もやし:炒め物にも汁物にも万能
- 豆腐:冷奴・みそ汁・揚げ出し風など幅広く活用可能
- 卵:完全栄養食。1日1個使ってもコスパ最強
また、スーパーの閉店前の割引シールも見逃せません。うまく使えば、肉や魚を定価の半額で手に入れることもできます。
まとめ買いと冷凍保存の活用
食費を安定させるなら、1週間単位でまとめ買い→冷凍保存が鉄則です。
- 肉類は小分けにしてラップ&冷凍
- 野菜はカットして冷凍 or スープにして冷凍
- ごはんも炊いて小分け冷凍すれば時短に
これだけで忙しい平日でも自炊が圧倒的にラクになり、外食に逃げなくなります。
外食をやめるときの注意点
ストレスや栄養不足に注意
節約に集中するあまり、「毎日同じごはん」になってしまうと飽きたり栄養が偏ったりします。
そんなときは以下のように工夫を。
- 冷凍野菜・カット野菜で簡単に一品追加
- 納豆・卵・ツナ缶など、栄養のある常備食材を活用
- たまにはレトルトカレーや冷凍パスタもOK
「節約=ガマン」にならないよう、気持ちの余裕を大切にしてください。
たまの外食でリフレッシュもOK
外食は完全にやめる必要はありません。
「週に1回だけ好きな外食をOKにする」など、自分ルールを決めておくと、ストレスがたまらず継続しやすくなります。
まとめ|外食ゼロでも続けられる
外食をやめることは、思っている以上に節約・健康・時間管理のすべてにプラスの影響を与えます。
私も最初は「そこまで効果ある?」と半信半疑でしたが、1ヶ月後に口座に1万円以上残っていたときは本当に驚きました。
「食費がいつもギリギリ…」という方は、今日から1食でも外食を減らしてみてください。
無理なく、気づいたら貯金が増える。そんな生活があなたにもきっとできるはずです。