はじめに|芸人=小説家?意外すぎる才能に驚き!
「芸人が小説を書いている」と聞いて驚く人も多いのではないでしょうか?
しかし、芸人の中には、文章力・構成力に優れ、プロの小説家顔負けの作品を生み出している人が少なくありません。
今回は、Amazonで購入できる“芸人が書いた小説”の中から、特に評価の高い名作たちを紹介します。笑いのプロが描く物語は、ユーモアだけでなく、人間の機微や心の葛藤をも見事に描写。読み応えも抜群です!
1. 『火花』著:又吉直樹(ピース)

★ 芸人小説ブームの火付け役!芥川賞受賞作
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お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんが執筆した処女作にして芥川賞を受賞した話題作。
売れない芸人2人の友情と葛藤を描いたストーリーは、芸人のリアルな世界観と詩的な表現が融合した一冊です。
▽ ここが魅力
- 漫才への情熱、芸人の生き様がリアルすぎる
- 文体が美しく、余韻が残る
- Amazonレビューでも★4以上の高評価多数
▶︎ 火花 (文春文庫)
2. 『陰日向に咲く』著:劇団ひとり

陰日向に咲く (幻冬舎文庫)
★ 映画化もされたベストセラー!切なさとユーモアの融合
6つの短編が絶妙に絡み合いながら、日常に潜む人間の哀愁と希望を描き出す作品。
“劇団ひとり=笑い”のイメージとは裏腹に、読後にじんわり涙がこみ上げてくる感動作です。
▽ ここが魅力
- 一見無関係な話が、最後につながる構成力が秀逸
- 人間描写が深く、読み応えあり
- 映画版も評価が高く、原作との比較も楽しめる
3. 『架空OL日記 1&2』著:バカリズム

★ バカリズムが原案!毒っ気のある恋愛観が刺さる
原作はバカリズムが脚本を手がけた深夜ドラマ。
書籍版では“来世に期待して今をテキトーに生きるOL”の姿が軽妙かつブラックに描かれています。
▽ ここが魅力
- 毒のあるユーモアに共感する読者多数
- 恋愛や仕事に疲れた現代人に刺さる
- ドラマ版との比較も面白い
4. 『小説 素敵な選TAXI』著:バカリズム

★ シュールで巧みな構成美!読めば読むほどクセになるフジテレビの人気ドラマ『素敵な選TAXI』をバカリズムさん自身が小説化。人生の“もしも”をテーマにした短編集です。
フジテレビの人気ドラマ『素敵な選TAXI』をバカリズムさん自身が小説化。人生の“もしも”をテーマにした短編集です。
▽ ここが魅力
- センス爆発!緻密に計算されたストーリー
- 笑いと切なさの絶妙なバランス
- ドラマを補完する構成の良さ
▶︎ ([は]5-2)小説 素敵な選TAXI (ポプラ文庫 は 5-2)
5. 『第2図書係補佐』著:又吉直樹

★ 読書好き必見!文学愛が詰まったブックレビューエッセイ
小説ではなくエッセイ集ですが、又吉さんの文学への愛があふれる内容。
彼が選んだおすすめの本と、その感想が丁寧に綴られています。読書好きにとっては“また新たな本に出会える”一冊。
▽ ここが魅力
- 又吉さんの思考回路に触れられる
- 紹介される本のチョイスもユニーク
- 文章が柔らかく読みやすい
6. 『グッド・コマーシャル』著:西野亮廣(キングコング)

★ 芸人が描くシリアス&コメディ短編!
西野亮廣さんが2009年に発表した初の短編小説集。舞台は“立てこもり事件”――そこに意外なドタバタとユーモア、人間の温かさが織り交ざった物語が展開されます。
▽ ここが魅力
- 芸人ならではの“演出眼”が光る構成と展開。
- 緊迫した状況の中にも、思わず笑ってしまう絶妙なコメディ。
- 一編が短めなので、スキマ時間にサクッと読める。
おわりに|芸人の“言葉の力”を小説で堪能しよう
芸人の小説は「お笑い」のイメージを良い意味で裏切ってくれるものばかり。
笑わせるだけでなく、人を考えさせ、感動させる力があるのです。
今回ご紹介した作品は、どれもAmazonで手に入るものばかり。
気になった一冊があれば、ぜひ読んでみてください!