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大学生の娯楽費平均は?最新データで実態を解説

大学生向け

大学生にとって、学業はもちろん、友人との交流や趣味なども重要な生活の一部です。では、実際にどれくらいの娯楽費を使っているのでしょうか?今回は、「大学生 娯楽費 平均」に関する最新データをもとに、大学生の生活費の実態と節約のコツについて詳しく解説します。


大学生の娯楽費とは?具体的な内訳を知ろう

娯楽費とは、友人との外食、映画、ゲーム、趣味活動、カラオケ、旅行、サブスク(Netflix、Spotifyなど)といった、学業以外の楽しみに使うお金のことです。これらは精神的なリフレッシュや人間関係の構築にもつながるため、多くの学生にとって欠かせない出費です。


【最新調査】大学生の娯楽費の平均額

全国大学生活協同組合連合会が実施した「第59回 学生生活実態調査(2023年度)」によると、大学生の1ヶ月あたりの娯楽費(教養娯楽費と交際費)は以下の通りです。

自宅生の場合

  • 平均:13,410円

下宿生の場合

  • 平均:12,840円

両者ともに、月1万2千〜1万3千円程度を娯楽に使っているという結果になりました。下宿生の方が若干少ないのは、家賃や光熱費など生活コストが高いため、娯楽費に回す余裕が少なくなるためと考えられます。


大学生の全体的な収入と支出バランス

大学生がどのように娯楽費を捻出しているのかを知るには、収入の全体像も把握しておく必要があります。以下は、自宅生の平均収入内訳です。

月の平均収入(自宅生)

項目金額(円)
アルバイト40,910
お小遣い10,980
奨学金10,220
合計約64,350

月の平均支出(自宅生)

項目金額(円)
貯金・繰越金16,950
教養娯楽費13,410
食費11,390
通学交通費5,460
学業費(書籍等)4,460

このように、娯楽費は支出全体の中でも比較的大きな割合を占めており、学生生活における“楽しみ”への出費が大切にされていることが分かります。


物価上昇が大学生の娯楽費に与える影響

最近は物価高騰の影響で、学生の金銭感覚にも変化が起きています。特に2024年には、全国の大学生のうち98.3%が「物価上昇を実感している」と回答。外食、飲料、光熱費などの値上がりが目立ち、娯楽費の削減を余儀なくされているケースも増えています。

それでも「交際費はできる限り削らないようにしている」と答える学生も多く、交友関係を維持するために、他の出費を抑えてバランスを取っている様子がうかがえます。


自宅生と下宿生で見る支出傾向の違い

自宅生の特徴

  • 家賃や水道光熱費がかからない分、自由に使えるお金が多い
  • 娯楽費や貯金に回せる金額が比較的多い

下宿生の特徴

  • 住宅費が支出のトップを占め、月平均で約3万〜5万円
  • 娯楽費の優先度は下がるが、節約しながら趣味も楽しむ傾向が強い

このように生活環境によってお金の使い方は変わりますが、どちらも工夫しながら娯楽を楽しんでいる点は共通しています。


大学生が実践している娯楽費節約術

では、実際に大学生はどのようにして娯楽費を節約しているのでしょうか?学生の声や実例をもとに、代表的な節約術を紹介します。

1. 学割をフル活用

映画館や美術館、テーマパーク、交通機関など、学生証を提示するだけで割引になる場所は数多くあります。これを知らずに通常料金で支払っていると、大きな損になります。

2. 定額制サービスの見直し

サブスクは便利ですが、複数契約するとすぐに月額数千円に。使っていないものは一旦解約し、本当に必要なサービスだけを残すのがポイントです。

3. 友人との“持ち寄りパーティー”

外食ではなく、友人同士で自宅に集まり、料理やお菓子を持ち寄ることでコストを大幅にカット。人とのつながりを楽しみながら節約できます。

4. 無料イベントへの参加

大学内外で開催される無料ライブ、展示会、セミナーなどは、楽しみながら知識や経験も得られる絶好の機会です。

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まとめ:大学生の娯楽費平均は月1万3千円前後

大学生の娯楽費は、平均すると月に12,000〜13,000円前後であることが分かりました。自宅生・下宿生に関わらず、学業と並行して趣味や交友関係を大切にしていることがうかがえます。

物価上昇などの外部要因がある中でも、学生たちは知恵を絞って節約し、バランスの取れた生活を送っています。

節約しながらも、楽しい大学生活を満喫しましょう!!


参考リンク