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大学生の私が一人暮らしで感じたリアルな毎日。一人暮らしの子を持つ家族に向けて。

一人暮らし

こんにちは。私は現在、大学に通いながら一人暮らしをしている学生です。昨年の春に地元を離れ、新しい生活をスタートさせました。この記事は、私と同じように一人暮らしを始めた子どもを持つお母さんたちへ向けて書いています。

きっと「ちゃんとごはん食べてる?」「寂しくないかな?」「体調崩していないかな?」と、毎日いろんなことを考えていらっしゃると思います。だからこそ、実際の一人暮らしってどんな感じなのか、私の経験を通して少しでも安心していただけたらうれしいです。


最初の1か月は正直しんどかった

結論からお伝えすると、一番つらかったのは最初の1か月です。慣れない環境と生活リズムの変化に、心も体もついていけませんでした。

特に感じたのは「孤独感」です。実家では誰かしらがそばにいて、当たり前のように会話がありました。しかし、一人暮らしになると、帰ってきても誰もいません。シーンと静まり返った部屋にポツンといる時間が、想像以上に心細かったです。

また、家事の全てを自分でやるというのは、思った以上に大変でした。

  • 朝起きる時間も、自分で管理しなければ遅刻してしまう
  • ごはんを作るにも、献立・買い出し・調理・片付けと一連の作業が必要
  • 掃除や洗濯も、自分のタイミングでやらないとすぐ部屋が荒れる

ちょっとした風邪でも、誰かに「大丈夫?」と言ってもらえないことが、精神的にこたえました。体調が悪い時は、ごはんも作れないし、薬を買いに行くのも一苦労。そんな時に、母からのLINEが来ると涙が出るほど安心しました。

でも、この「しんどさ」があったからこそ、親の存在がどれだけありがたいものかを痛感しました。


少しずつ生活に慣れていく日々

2か月目に入る頃から、生活にも少しずつ慣れてきました。自分なりのリズムがつかめてきたことで、心に余裕ができたのです。

料理は、最初は本当に苦手で、インスタントラーメンばかり食べていましたが、最近ではレシピアプリを活用して簡単な自炊ができるようになりました。

  • 豚汁(大量に作って冷蔵庫で保存)
  • 親子丼(電子レンジも活用して時短)
  • 野菜炒め(冷蔵庫の余り物でなんとかなる)

一人で食べるごはんは少し寂しいですが、自分で作った料理には達成感があり、ちょっとずつ楽しくなってきました。

また、掃除や洗濯も「面倒だからやらない」ではなく、「やらないと困る」から自然と習慣になってきました。自分の部屋をきれいに保つことが、心の安定にもつながっているように感じます。

インテリアにも興味が出てきて、100円ショップや家具屋さんで少しずつお気に入りの小物を集めています。自分好みの空間をつくることで、家に帰るのが楽しみになってきました。


親のありがたみを改めて感じるように

一人暮らしをすると、日々の小さなことで親の存在を思い出します。たとえば、お弁当を作ってくれたことや、学校から帰るとあたたかいごはんがあったこと。そうした「当たり前」だった日常が、どれだけありがたいことだったか、今になってよくわかります。

母がしてくれていた家事のすごさを、身をもって知りました。

  • 忙しい中でも毎日ごはんを用意してくれていたこと
  • 家中をきれいに保ってくれていたこと
  • 風邪のときには一晩中看病してくれたこと

自分がその立場になって初めて、その重みがわかるようになりました。特にありがたいのが、仕送りと一緒に送ってくれる食料や手紙です。食べ慣れたお菓子やレトルト食品が届くだけで、心がホッとします。

また、LINEでのたわいないやりとりも本当にうれしいものです。「今日は雨だね」「体調どう?」そんな一言が、どれだけ支えになっているか、伝えきれないほどです。


結びに

今回は、一人暮らしをしている大学生の視点から、生活のリアルをお伝えしました。きっと、お子さんのことを思って日々いろいろと考えているお母さんも多いと思います。

でも大丈夫です。たとえ遠く離れていても、親の想いはちゃんと届いています。そして、あなたの子どもは、その想いを胸に日々がんばっています。

これからも、遠くにいてもつながっている「親子」という関係を大切にしながら、それぞれの場所で笑顔で過ごしていけますように。