お小遣い制・バイト・仕送り…実家暮らし大学生のリアルなお金事情!

大学生向け

「実家暮らしだから、そんなにお金かからないでしょ?」
そんなふうに思われがちな実家暮らしの大学生。しかし、実際には意外と出費が多く、お小遣いだけでは足りないと感じる人も少なくありません。

本記事では、実家暮らし大学生のお小遣い事情を徹底解説!
・もらっている金額の平均
・バイトや節約のリアルな対策
・一人暮らし大学生との違い
などをわかりやすくご紹介します。

これからの大学生活をもっと快適にするためにも、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!


実家暮らし大学生のお小遣い事情とは?

実家暮らし大学生のお小遣い事情とは?

お小遣いをもらっている割合は?

実家暮らしの大学生のうち、お小遣いを親からもらっている割合はおよそ6〜7割といわれています。
特に大学1・2年生は、バイトを始める前の段階で親からの支援に頼っている人が多いのが現状です。

ただし、大学生になると「基本は自己負担で」という家庭も増えるため、もらえるかどうか、また金額も家庭によってかなりばらつきがあります。

平均金額はいくらくらい?

全国平均では、実家暮らし大学生のお小遣いは月1〜2万円程度がボリュームゾーンです。

【平均的なお小遣い金額】

  • 1万円未満:20%
  • 1万円〜2万円:40%
  • 2万円〜3万円:25%
  • 3万円以上:15%

食費や家賃といった大きな固定費がかからないぶん、お小遣いは趣味や交際費に充てる人が多いようですね。


実家暮らしでもお金がかかる理由

友達との交際費が意外とかかる

実家に住んでいても、友達付き合いのための出費は避けられません。
サークルの飲み会、カフェでの勉強会、ちょっとした遊びや旅行など、意外とまとまったお金が必要になる場面は多いのです。

特に新歓シーズンやイベントが続く夏休み時期は、1カ月に2〜3万円の出費が発生することも珍しくありません。

趣味や推し活にも出費が増加

趣味や推し活(アイドル・アニメ・ゲーム関連)への投資も増えてきています。
チケット代、グッズ代、交通費など、好きなことには惜しみなく使いたいという気持ちから、気づけばお小遣いでは足りなくなることも…。

「お金が足りない!」となる前に、毎月使える金額をあらかじめ決めておくことが大切ですね。


一人暮らしの大学生から見た実家暮らしのうらやましさ

一人暮らしの大学生から見た実家暮らしのうらやましさ

食費がかからないから自由に使える

一人暮らしをしている大学生からすると、実家暮らしのメリットはかなり大きく見えます。
最大の違いは、食費がほぼゼロということ。

一人暮らしの場合、毎月2〜3万円もの食費がかかるのが当たり前です。
これに加えて家賃・光熱費・通信費と、生活費だけでバイト代が消えていくこともしばしば。

一方、実家暮らしは外食以外の食事代を親に負担してもらえるため、その分のお金を自由に使えるのです。
趣味・推し活・洋服・旅行など、自分の「好きなこと」に回せる金額が圧倒的に多い点は、一人暮らし勢からするとかなりうらやましく感じられます。

固定費がないぶん精神的な余裕もある

また、実家暮らしの場合は、家賃や光熱費を心配する必要がありません。
突発的な出費があっても、「最悪親に頼ればどうにかなる」という安心感があるため、精神的にも余裕を持って過ごせるのです。

逆に一人暮らし大学生は、毎月の支払いに追われ、「今月赤字になったらどうしよう」と不安になることも珍しくありません。

このように、経済的な自由度・精神的な余裕の両方を兼ね備えている点が、実家暮らし大学生の“うらやましさ”ともいえるでしょう。


実家暮らし大学生のお金のもらい方

定額制でもらうパターン

月に決まった金額をお小遣いとして受け取る「定額制」が一般的です。
このパターンでは、月末まで計画的にやりくりする力が自然と養われます。
また、使いすぎ防止にもつながるため、金銭感覚を身につける良い機会にもなりますね。

必要な時だけもらうパターン

「必要な時だけ親にお願いする」という家庭もあります。
この場合は自由度が高い反面、親に「なぜ必要か」「いくら必要か」を説明する手間がかかることも。
お金を管理する力を磨くには、やや難易度が高いかもしれません。


お小遣いだけでは足りないときの対策

お小遣いだけでは足りないときの対策

バイトで収入を増やす方法

実家暮らしのメリット(生活費ゼロ)を活かして、バイトで収入を増やすのは賢い選択です。

【大学生に人気のバイト】

  • 飲食店スタッフ
  • コンビニバイト
  • 塾講師・家庭教師
  • コールセンター勤務

特に夜遅くまで働ける飲食店や、時給が高めの塾講師は、学業との両立もしやすくおすすめです。

節約で上手にやりくりするコツ

収入アップと同時に、支出をコントロールすることも重要です。

【今日からできる節約アイデア】

  • ドリンクは家から持参する
  • 外食ではなくお弁当を持参
  • 学割やクーポンを最大限活用
  • 必要ないサブスクを解約する

少しの工夫で、月に数千円は浮かせることができますよ。


仕送り・お小遣いに頼らない選択肢も

副業・スキルアップで稼ぐ方法

アルバイト以外にも、パソコンを使った副業で収入を得る大学生が増えています。
特にライティング、動画編集、デザインなどのスキルを持っていれば、在宅ワークで効率的に稼ぐことも可能です。

最初は小さな仕事からコツコツ始めるのがおすすめです!

実家暮らしを生かした貯金術

生活費がかからない今こそ、貯金を始める絶好のチャンス。
バイト代やお小遣いの一部を「使わないお金」として別口座に貯めていきましょう。

【具体的な貯金ルール例】

  • 毎月バイト代の30%は貯金
  • お小遣いのうち、使い切らなかった分は全額貯金
  • ご褒美を買うときも、予算を決めてから購入

小さな積み重ねが、社会人デビュー後の大きな安心につながります。


まとめ|実家暮らしでも金銭管理がカギ

実家暮らしには、生活費がかからない、自由に使えるお金が多いという大きなメリットがあります。
しかし、「好きなだけ使えるから大丈夫」と油断していると、金銭感覚が甘くなってしまう危険性もあるのです。

これからの大学生活を充実させるためにも、
・今いくら持っているか
・どこにどれだけ使うか
・いざというときの備えがあるか
この3つを常に意識して、お金と上手に付き合っていきましょう!