大学に入ってから、「このレポートひどいね」と教授に言われたことはありませんか?
実は、レポートがひどくなるのには“よくある原因”が関係しているんです。
筆者も現役大学生として、何度もレポートでつまずきました。 しかし、少しずつ改善を重ねることで、しっかりと評価をもらえるようになりました。
この記事では、レポートが「ひどい」と言われる原因から、改善の具体的なコツまで、 実体験をもとにわかりやすく解説します。
レポートが「ひどい」と言われる主な理由とは?

内容が薄い・論点がズレている
ただ情報を並べただけでは評価されません。「自分の意見」や「問いに対する答え」が必要です。問いに正面から答える意識が重要で、テーマの中心を見失うと「結局何が言いたいの?」と感じさせてしまいます。
課題の指示を読めていない
文字数、テーマ、フォーマット、参考文献の書き方など、細かい指示に従えていないと減点対象になります。特に、提出形式や「何文字以上」というルールを守っていないと、それだけで評価が下がってしまいます。
文法ミスや読みづらい文章が多い
誤字脱字や曖昧な言い回し、話し言葉の使用などは、読む側にストレスを与えてしまいます。読み手を意識しないまま勢いで書くと、独りよがりな文章になってしまいます。
引用・参考文献の扱いがあいまい
他人の文章をそのまま使っていたり、出典を記載していないと、最悪「剽窃(ひょうせつ)」と判断されることもあります。これに該当すると、単位が取れなくなることもあるため要注意です。
レポートを改善するためにまずやるべきこと3つ

レポートの質を上げるには、まず次の3つのポイントをおさえてください。
課題文を熟読する
何を求められているのかをしっかり理解しましょう。文字数、テーマ、提出形式などは必ず確認。
また、「〇〇について考察せよ」「〇〇を比較せよ」など、動詞に注目することも大切です。求められているのが意見なのか、調査なのか、比較なのかを見極めましょう。
「自分の考え」を中心に構成する
「私は〇〇だと考えます。その理由は~」という流れを大切に。意見があると内容に深みが出ます。
自分の経験や具体的な事例を取り入れると、読み手にとっても共感しやすくなります。
論拠となるデータや事例を入れる
自分の意見を支える具体例や数字があると、説得力が一気に高まります。
例えば「SNSは若者に悪影響を与えている」と主張するなら、統計や専門家の意見を引用することで説得力が高まります。
読みやすく伝わるレポートにするテクニック
読み手がスラスラ読める文章にするには、ちょっとした工夫が効果的です。
- PREP法を使って構成を整理する
→「結論 → 理由 → 具体例 → まとめ」の順で書くと、読みやすくなります。 - 難しい言葉より、やさしい言葉を選ぶ
→ 専門用語ばかりだと伝わりません。自分が理解できる言葉で表現しましょう。 - 声に出して読んでみる
→ 書いた文章を声に出すと、違和感やわかりづらさに気づけます。
ちょっと手間かもしれませんが、読みやすさは評価に直結します。
「ひどい」と言われた実際の例と改善ポイント

ここでは、実際によくある失敗とその改善方法をご紹介します。
- 例①:意見がないレポート
→ 「〇〇について調べました」だけで終わると、評価は低め。
→ 「私は〇〇だと考えます。その理由は~」と、自分の意見をプラスしましょう。 - 例②:文字ばかりで読みにくい
→ 改行がなく、ずらずらと文字が続くと読みにくいです。
→ 段落ごとに分けたり、見出しを使って整理しましょう。 - 例③:参考文献がない
→ 出典が不明だと、信ぴょう性が下がります。
→ 本や論文、Webサイトの情報は必ず明記しましょう。
小さな工夫で、レポートの印象はグッとよくなります。
どうしても苦手な人へ|これが最強!!!
Chat GPT
ChatGPTは、AI(人工知能)が文章の相談にのってくれる無料のサービスです。文章を考えるのが苦手な人にとって、とても心強い味方になります。
こんなときに使えます!
- レポートの構成を考えたいとき
- 表現をもっとやわらかくしたいとき
- 具体例が思いつかないとき
しかし!!
ChatGPTはとても便利なツールですが、使い方を間違えると、かえってレポートの質が下がってしまうこともあります。
ChatGPTの正しい使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ|レポートがひどいのは直せる!まずは小さな改善から
大学生のレポートが「ひどい」と言われるのは、決して珍しいことではありません。筆者も何度も書き直しをくらいました。でも、今回ご紹介したようなポイントを意識するだけで、どんどん上達していきます。
大切なのは、
- 指示にしっかり従うこと
- 自分の意見を持って書くこと
- わかりやすい文章にすること
少しずつでもいいので、改善を重ねていきましょう。あなたのレポートは、きっともっと良くなります!