タイ旅行中に風邪をひくと、言葉の壁や医療機関の違いで不安になることがあります。ここで、タイ旅行中に風邪を引いた経験がある私が対処法と予防策を紹介します。
1. 軽症の場合(市販薬で対応できる場合)
持参した常備薬を飲む
- 日本から風邪薬、解熱剤、のど飴などを持っていれば、それを活用しましょう。

タイ国内への薬の持ち込みは可能です。
ただし、処方箋や医師の診断書の提示が求められる場合があるので注意しましょう!
現地のドラッグストアで市販薬を購入
- タイでは「Boots」や「Watsons」などのドラッグストアで風邪薬を購入できます。
- 「ยาแก้หวัด(ヤー・ゲー・ワット)=風邪薬」と伝えるとスムーズです。
- 英語でも「cold medicine」や「cough syrup」で通じます。
- 中には「薬」と書いてある看板がある薬局があり、日本語対応者が常駐している薬局もあります。
水分補給と十分な休息
- タイは暑いので脱水症状に注意し、水やスポーツドリンク(ORS:経口補水液)をしっかり摂りましょう。
- 無理に観光を続けず、ホテルで休むことも大切です。
セブンイレブンでも薬が買える
- タイのセブンイレブンでは、軽い風邪症状向けの薬やのど飴が手に入ります。
- 「TYLENOL(タイレノール)」は解熱・鎮痛効果があり、風邪の初期症状に有効です。
- 24時間営業のため、深夜や急な体調不良のときにも利用できます。

タイの薬は日本の薬よりも成分が強く含まれているものが多いので効き目はありますが、その分副作用がある場合もあるので注意しましょう!!

【第2類医薬品】タイレノールA 20錠
タイレノールは日本でも販売している薬なのでおすすめです!効き目も抜群です!!
2. 症状が重い場合(病院受診が必要な場合)
海外旅行保険を確認する
- 事前に加入した保険の適用範囲をチェックし、キャッシュレス診療が可能な病院を探しましょう。
現地の病院を調べる
- バンコクでは「バムルンラード病院」や「サミティヴェート病院」など、日本語対応の病院があります。
- ホテルのフロントや大使館に相談すると、適切な病院を紹介してもらえます。
病院で使えるタイ語・英語フレーズ
- 「ฉันมีไข้(チャン ミー カイ)=熱があります」
- 「ฉันเจ็บคอ(チャン ジェップ コー)=喉が痛いです」
- 「Do you have medicine for colds?(風邪薬はありますか?)」
3. 風邪を予防するために
手洗い・消毒を徹底!
- タイの屋台や市場では衛生管理が異なるため、除菌シートやアルコールジェルを持参しましょう。

日本のように除菌用アルコールが置かれているところはほとんどありません! お手洗いも近くにないことが多いので、自己対策が必要です!!
虫よけを徹底!
- タイでは、蚊を通じてデング熱やマラリア、チクングニア熱、ジカウイルスなどの感染症が流行しており、蚊への対策も大事です。
日本の虫よけスプレーは効かないことがあるので、現地で虫よけスプレーを買うか、事前にインターネットで購入しておくことをお勧めします。
おすすめのタイで購入できる虫よけスプレーはこちら↓

(ソフェル)soffell 蚊よけ 虫よけ スプレー ミスト (フローラル, 80ml)
冷房対策をしっかり!
- タイは屋外は暑いですが、屋内は冷房が強めです。私も日本にはない温度差で発熱してしまいました。薄手の上着やストールを持っておくと便利です。
十分な睡眠と栄養補給!
- 旅行中でも無理をせず、バランスの取れた食事と睡眠を確保しましょう。
- タイのホテルではチェックアウト時間が日本より遅く、11時チェックアウトのホテルが多いので、無理をせずゆっくり休みましょう。
- タイのスープ料理(トムヤムクン、カオトムなど)は体を温めるのに役立ちます。
まとめ
タイ旅行中に風邪をひいても、落ち着いて対処すれば大きなトラブルを防ぐことができます。
まとめると以下の対策が有効です。
- 市販薬で対応
- 病院診療で対応
- ホテルでゆっくり休む!
せっかくの旅行だからと言って無理をしてしまうとかえって長引かせてしまいます。決して無理はせず、安全に旅行を楽しんでください!!