タイで人気のニコパフとは？気になる味・値段・規制情報まで徹底解説

タイを訪れたことがある人なら、一度は目にしたことがあるかもしれない「ニコパフ（Nicopuff）」。コンビニやナイトマーケット、ショッピングモールの一角など、さまざまな場所で販売されているこの使い捨てVAPEは、タイの若者を中心に高い人気を誇っています。

本記事では、ニコパフの魅力や人気のフレーバー、価格、タイでの購入方法、さらには気になる法規制の情報まで、徹底的に解説します。

ニコパフ（Nicopuff）とは？タイで話題の使い捨てVAPE

ニコパフは、いわゆる「使い捨て電子タバコ（VAPE）」の一種。リキッドとバッテリーが一体化しており、開封してすぐに吸える手軽さが魅力です。吸引回数はモデルによって異なりますが、だいたい600回〜5000回吸えるものまで幅広く展開されています。

タイでは「健康に配慮したタバコ代替品」として受け入れられており、特にタバコのにおいが苦手な人や、ニコチン量をコントロールしたい人に人気です。

また、デザインもポップで可愛いものが多く、女性ユーザーも増えてきています。

ニコパフの大きな魅力のひとつが、なんといっても豊富なフレーバー展開です。フルーツ系、スイーツ系、ミント系などさまざまな種類があり、飽きずに楽しめるのがポイント。

中でも人気が高いフレーバーをいくつかご紹介します。

実際に複数の味を買って、気分に合わせて吸い分ける人も多く見かけます。日本ではなかなか出回らない味もあるので、お土産としてもウケが良いです。

ニコパフはタイ国内のさまざまな場所で購入可能です。以下は一般的な販売価格の目安と、よく見かける販売スポットです。

※価格は為替レートや販売店によって変動します。

観光地でも見かけますが、路上販売は違法な可能性もあるため注意が必要です。

ニコパフのような使い捨てVAPEは便利で魅力的ですが、使用・持ち込みに関しては法律面でも注意が必要です。

実はタイでは、電子タバコの輸入・販売・所持が原則違法とされています。ただし、2023年頃から規制緩和の動きが見られ、現状では事実上「黙認」されているケースも多いのが実情です。

それでも警察の摘発対象になることがあるため、公共の場での使用や持ち運びには十分注意が必要です。

ニコパフにはニコチン入りとノンニコチンの製品がありますが、ニコチンが含まれている製品は日本では「医薬品扱い」とされ、原則輸入禁止です。

ニコチンフリーであっても、未成年への販売は禁止されており、通関で没収されるリスクもあります。自己責任で管理することが大前提です。

筆者も実際にタイ・バンコクで人気のフレーバー「ブルーベリーアイス」を試してみました。第一印象はとにかく香りが強く、ひと吸いで口いっぱいに甘酸っぱいベリーの風味が広がります。ミント系の清涼感も加わり、タバコというよりはフレーバー付きのリラックスアイテムのような印象でした。

煙も控えめで、服ににおいがつくこともなく、喫煙所がなくても気軽に使えるのは大きなメリットです。ただし、吸いすぎると喉がイガイガするので注意が必要ですね。

タイのニコパフに似た雰囲気を楽しみたい方には、Amazonで買えるニコチンなしの使い捨てVAPEがおすすめです。ニコチンが含まれていないので、日本の法律にも違反せず安心して使えます。

DR.VAPE（ドクターベイプ）モデル2
ニコチン・タールゼロで健康面にも配慮。豊富な味のバリエーションが楽しめます。

VITAFUL（ビタフル）使い捨てVAPE
フルーツやミントなど多彩なフレーバーが魅力。軽量コンパクトで手軽に楽しめます。

HECCO　stick typex pods使い捨てVAPE
おしゃれなデザインで初心者にも使いやすい。フルーツ味やメンソール味が人気。

ニコパフは、手軽さ・香り・デザインと三拍子揃った魅力的な使い捨てVAPEです。タイでの旅行中にちょっと試してみたいという人にはぴったりですが、以下の点には十分注意して楽しみましょう。

ニコパフはあくまでも嗜好品。大人としてのモラルを持って、節度ある使い方を心がけたいですね。