タイで運転してみた!国際免許での免許取得からリアルな運転事情まで体験談

1. なぜタイで運転しようと思ったの?

タイに長期滞在すると、移動の自由さが大きな悩みの種になります。バンコクの中心部はBTSやMRTなど公共交通が充実していますが、郊外や地方は交通手段が限られているため、不便を感じることが多いです。

タクシーやバイクタクシーもありますが、料金交渉が面倒だったり、運転マナーに不安を感じることも。そこで、自分のペースで自由に移動するために「車の運転に挑戦しよう」と思いました。


2. 国際免許でタイを運転するには?取得の流れ

タイで運転する場合、日本の「国際運転免許証」を使う方法が手軽です。私は1年未満の滞在だったので、この方法を選びました。

国際免許証の取得方法(日本国内)

  • お住まいの地域の運転免許センターや警察署で申請
  • 必要なもの:日本の運転免許証、パスポート、写真など
  • 手数料:約2,350円(地域により異なります)

タイでの運転時に必要なもの

  • 国際運転免許証(発行から1年間有効)
  • パスポート
  • 日本の運転免許証(原本)

国際免許は短期滞在者に便利ですが、1年以上の滞在には使えません。長期滞在ならタイの免許取得を検討しましょう。


3. タイの運転事情に驚いたこと

実際にタイの道路を走ってみて、最初に感じたのは「交通量の多さ」と「運転の荒さ」です。

  • 信号無視が当たり前
  • ウインカーなしで車線変更する車が多い
  • バイクがあちこちから高速で飛び出してくる
  • 歩行者はほとんど優先されない

私は右折しようとしたら猛スピードのバイクにヒヤリとしました。常に周囲に気を配らないと危険です。


4. 慣れると感じる「車の便利さ」

怖さを乗り越え慣れてくると、車がある便利さが実感できます。

  • 郊外のカフェや観光地へ自由に行ける
  • 雨季の突然の大雨でも移動が楽
  • 配車アプリに頼らず、自分のタイミングで動ける

ただ、バンコク中心部は渋滞や駐車場問題も多いので、車が必ずしも便利とは限りません。


5. 日本とタイの運転文化の違い

タイでは「譲り合い」や「ルール順守」よりも、自分の身を守るために動く意識が強いです。

  • ウインカーを出さずに曲がる
  • 急な車線変更や割り込みが多い
  • クラクションを頻繁に鳴らす
  • バイクが自由に車の間をすり抜ける

こうした環境の中で、周囲の動きを読む力が自然と鍛えられました。


6. タイでの運転に向いている人・向かない人

向いている人

  • 図太く冷静に判断できる人
  • 臨機応変に動ける人

向かない人

  • 慎重すぎて動揺しやすい人
  • 運転に自信がない人

無理せず配車アプリや公共交通機関を利用するのも賢い選択です。


7. まとめ:怖かったけど、挑戦して良かった!

最初は怖くて何度も諦めそうになりましたが、慣れてしまえばその自由さと便利さに大満足です。

日本とは全く違う環境で運転するのは大変ですが、それだけ得られる経験と成長も大きいと感じました。

タイで長期滞在するなら、一度は運転に挑戦してみる価値がありますよ。