はじめに:タイの寺院、実は「服装チェック」あり!
タイ旅行といえば、美しい寺院巡りが欠かせません。しかし、いざ現地に着いてから「この服じゃダメなの!?」と慌てる観光客も少なくありません。実際、私が訪れたバンコクの寺院では、肩の出た服を着ていたヨーロッパ系の女性が入場を止められ、現地で布を買うハメになっていました。
タイの寺院は「観光地」であると同時に「信仰の場」。この記事では、現地で恥をかかないための服装マナーやNG例を、実体験を交えて詳しく解説します。
タイの寺院は「神聖な場所」|服装に厳しい理由とは?

タイは仏教国であり、寺院(ワット)は日常的に人々が祈りを捧げる神聖な場所です。外国人観光客に対しても、基本的に服装マナーが求められます。
特に王室に関連する寺院(ワット・プラケオなど)は厳格で、露出の多い服装やカジュアルすぎる服は入場NGになることも。これは「文化的な敬意」を払うという意味でも、とても重要なポイントです。
実体験:肩出しの服でNG!観光客が門前で止められた話
私がバンコクの有名寺院を訪れたときのことです。入場ゲートで、ヨーロッパ系の若い女性がスタッフに呼び止められていました。彼女はノースリーブのワンピースを着ており、肩が完全に出ていました。
係員は穏やかに、でもはっきりと「この服装では入れない」と伝え、近くの売店を案内していました。女性はその場で大判の布(サロン)を購入し、それを羽織ってようやく中に入ることができました。
この出来事を見て、「自分も油断していたら同じことになっていたかも」と背筋が伸びたのを覚えています。
【男女別】OK&NGな服装例
女性の服装マナー
- ✅ OK例
- 半袖シャツ+ロングスカート
- Tシャツ+ゆったりパンツ
- ワンピース(肩・膝が隠れるもの)
- ストールやカーディガンを羽織る
- ❌ NG例
- ノースリーブ・タンクトップ
- ショートパンツ・ミニスカート
- 背中や胸元が大きく開いた服
- 透け感のある素材(シースルーなど)
男性の服装マナー
- ✅ OK例
- 襟付きシャツ+長ズボン
- Tシャツ+カーゴパンツ
- ポロシャツ+チノパン
- ❌ NG例
- ノースリーブシャツ(タンクトップ)
- 半ズボン・ハーフパンツ
- サンダル(※寺院によってはOK)
寺院観光に便利!持っておくと安心なアイテム
現地で困らないためにも、以下のアイテムを準備しておくと便利です。
アイテム | 用途・ポイント |
---|---|
ストール or 薄手カーディガン | 肩や胸元の露出をカバー |
サロン(巻きスカート) | 膝上のスカートやショートパンツの代わりに |
靴下 | 靴を脱ぐ寺院が多いため衛生対策にも◎ |
折りたたみバッグ | 着替えやストールを入れて持ち歩ける |
ストールは軽くてかさばらないので、1枚バッグに入れておくととても便利です。現地の屋台やナイトマーケットでも手軽に購入できます。
現地で服装NGだった場合どうする?
NGな服装で寺院に行ってしまっても、完全に入場できないわけではありません。ほとんどの大きな寺院では、以下のような対応があります。
- 有料レンタルの巻きスカートや布の貸し出し
- 売店でサロンやストールを購入(50〜150バーツ程度)
ただし、観光客が集中する時間帯は貸し出しが品切れになっていることもあるため、やはり事前準備が一番です。
観光客がよくやりがちな服装NG集
「暑いからつい軽装で来ちゃった…」
タイは一年中暑い国ですが、だからといって肌を露出するのはNG。薄手の長袖や風通しの良いコットン素材の服を選ぶのがおすすめです。
「リゾート気分でビーチサンダル」
靴を脱ぐ寺院では、ビーチサンダルは滑りやすく、衛生面も不安。サンダルよりはスニーカーやローファーが◎。
持っていくと便利なおすすめの商品!
1. タイシルク 手織りショール ストール サロン 絹100%

[きゃら] タイシルク ストール 幅広 大判 無地 絹100% シルバーグレー
高品質なタイシルクを使用した手織りのショールです。大判サイズで肩や膝をしっかりとカバーでき、寺院観光に最適です。
- 素材: 絹100%
- サイズ: 大判
- 価格: ¥3,800
2. タイ製 ストール 綿100%

[キーズ] ストール 綿100% コットン メンズ レディース ブロック チェック 春 夏 秋
軽量で通気性の良い綿素材のストールです。コンパクトに折りたためるため、持ち運びにも便利です。
- 素材: 綿100%
- サイズ: 約195×90cm
- 価格: ¥1,320
タイの伝統衣装セット!
4. タイ伝統民族衣装 セットアップ 刺繍入り上着・ロングスカート

[UpdateClassic] タイ伝統民族衣装 セットアップ 刺繍入り上着・ロングスカート 3/4袖 ゴールド刺繍付き パステルカラー アジアンスタイル (グリーン, M)
タイの伝統的な民族衣装のセットアップです。刺繍入りの上着とロングスカートがセットになっており、寺院訪問時に適したフォーマルな装いが可能です。
- 素材: ポリエステルカラー
- サイズ: フリーサイズ
- 価格: ¥3,980
🧼 その他便利アイテム
寺院では靴を脱ぐことが多いため、靴下の持参をおすすめします。また、折りたたみバッグがあると、脱いだ靴やストールなどを収納するのに便利です。これらのアイテムもAmazonや楽天市場で多数取り扱いがありますので、用途に合わせて選んでみてください。
まとめ:寺院服装は「敬意」を形にする第一歩
タイ旅行で寺院を訪れるなら、「敬意を表す服装」を心がけることが大切です。少しの工夫で現地の文化を尊重し、気持ちよく旅を楽しむことができます。
観光中に「この服で大丈夫かな?」と迷ったら、肩・胸・膝が隠れているかどうかをチェックしてみてください。そして、念のためストールやサロンをバッグに一枚。たったそれだけで、安心して寺院を満喫できますよ。