大学に入って一人暮らしを始めると、気になるのが「他の大学生ってどれくらい実家に帰ってるの？」という疑問。
「帰りすぎって思われないかな？」「あまり帰ってないけど大丈夫かな？」と不安になることもありますよね。
この記事では、大学生の帰省頻度の平均や影響する要因、現役大学生のリアルな声を紹介。無理のない帰省ペースを見つけるヒントにしてみてください。
大学生の帰省頻度は平均どれくらい？
月1回以上帰る人の割合は？
大学生の帰省頻度は、実家との距離や交通費、予定の有無によってかなり差がありますが、平均すると「2〜3か月に1回」程度が一般的とされています。
中には毎月帰る人もいれば、夏と冬の長期休みだけという人も。あるアンケートでは、「月1回以上帰る」と答えた学生は全体の約20%前後にとどまっています。
長期休みにまとめて帰省する人も
普段は忙しくてなかなか帰れない学生でも、夏休みや冬休みに1〜2週間ほど実家に帰るというパターンが多いです。学業やバイトに集中する時期と、ゆっくり親元で過ごす期間をメリハリつけて使っている人も少なくありません。
帰省の頻度に影響する主な要因
実家との距離や交通手段
実家までの距離は、帰省頻度に大きく影響します。新幹線や飛行機を使う必要がある遠方の学生は、年に1〜2回というケースが多くなります。
一方で、筆者のように車で2時間ほどの距離に実家がある場合は、スケジュールさえ合えば気軽に帰りやすいのがメリットです。
筆者は現役大学生で、実家までは高速道路を使って車で2時間弱。交通費も抑えられるため、2か月に1回ほどのペースで帰省しています。
アルバイトや部活などの予定
帰省したくても、アルバイトやサークル、ゼミ活動などが詰まっていると、なかなか時間が取れません。
特にシフト制のバイトをしている人は、週末を使っての帰省が難しいこともあるでしょう。
親との関係や家庭の事情
「親と仲がいいから頻繁に帰る」「親に呼ばれて帰る」という声がある一方で、「実家があまり落ち着かない」「干渉されたくない」という理由から帰省を控える人もいます。
家庭ごとの事情や関係性が、自然と頻度に表れてくるのです。
一人暮らし大学生のリアルな声
「年2回でも多い方？」という不安
SNS上では、「みんな全然帰ってないのに、自分だけ帰りすぎ？」と気にしてしまう声もちらほら。
逆に「年2回しか帰ってないけど大丈夫かな…」という不安を抱える学生も多く、周囲との比較がストレスになることもあります。
交通費がネックになるケース
「実家が遠方で新幹線代が高くて帰れない」という声も少なくありません。例えば片道1万円以上かかる場合、帰省そのものが大きな出費になります。
このようなケースでは、帰省頻度はどうしても下がりがちです。
「帰りたいけど忙しい」の本音
試験期間や課題提出が続くと、気持ちはあっても実際には帰省できないことも多いです。忙しさに追われて「気づいたら半年以上帰ってない」という学生も。
帰りたくても帰れない現実があるのも、大学生の帰省事情のひとつです。
親や家族が思う理想の帰省頻度
「もっと帰ってきてほしい」派
親世代に話を聞くと、「月1とは言わないけど、できればもう少し顔を見たい」と感じている人が多いです。
とくに一人暮らしを始めたばかりの時期は、「ちゃんと生活できているか」が心配で、頻繁に帰ってきてくれると安心するそうです。
「自分の生活を優先してほしい」派
逆に、「無理して帰ってこなくていいよ」「自分のペースで生活を楽しんで」と考える親もいます。
子どもの自立を応援したいという気持ちが強く、負担になるような帰省は望まないというスタンスです。
帰省を無理なく続けるコツ
格安交通手段の活用法
新幹線や飛行機を使う場合は、早割や学割をうまく活用するのがポイント。また、高速バスやLCC（格安航空）を使えば、大幅にコストを抑えられます。
予定と合わせて計画的に帰る
試験の終わりやバイトの休みに合わせて、あらかじめ予定を立てて帰省するのも効果的です。ギリギリに決めると交通費が高くなることもあるので、余裕を持った計画がカギになります。
普段から連絡を取り合うのも大事
頻繁に帰れなくても、LINEや電話で定期的に連絡を取るだけで、家族との関係は良好に保てます。帰省しない罪悪感があるときは、ちょっとした近況報告だけでも安心材料になります。
まとめ｜自分に合った頻度でOK
大学生の帰省頻度に「正解」はありません。
筆者のように2か月に1回という人もいれば、年に数回の人もいて当然です。
大切なのは、無理なく自分のペースで帰ること。そして、離れていても家族とのつながりを意識することです。
帰省の回数で悩むよりも、自分らしい生活スタイルを大切にしていきましょう。
