【実体験】大学で落単したらどうなる?対処法まとめ【6単位落とした】

大学生向け

大学で「落単」してしまった…これって大丈夫?

本記事では、落単の意味や基準、実際に6科目を落とした現役大学生の体験談をもとに、落単後の影響や対処法をわかりやすく解説します。
必修を落とすリスクや、進級・就活への影響も押さえておきましょう!

大学で落単とは?基準と意味を解説

落単の正式な意味と成績評価の仕組み

まず、「落単(らくたん)」とは単位を落とすこと、つまり「その授業の合格基準に達していない」という意味です。

大学では、1つの授業につき1~4単位が与えられます。成績は「S・A・B・C・DやF」「優・良・可・不可」などで評価され、「不可」や「D,F」は不合格=落単になります。

評価の基準にはこんなものがあります:

  • テストの点数
  • 出席日数(4回以上欠席すると不可のケースも)
  • レポートや課題の提出状況
  • グループワークの貢献度

つまり、たとえテストで高得点でも、出席不足や課題未提出があると落単になる場合があるので要注意です。


単位を落とすと何が起きるのか

落単すると、その単位は卒業に必要な数にカウントされません。
履修計画が崩れてしまい、進級や卒業が遅れるリスクが出てきます。

また、大学によってはGPA(成績の平均値)にも悪影響があります。

必修だけは落とすな!

大学の授業には「必修科目」と「選択科目」があります。
なかでも必修科目の落単はとても重大です。

なぜなら、次のようなリスクがあるからです:

  • 必修は翌年まで再履修できないことが多い
  • 卒業要件に直結するため、落とすと留年の原因に
  • 時間割の自由がなくなり、他の授業も取りにくくなる

つまり、選択科目ならある程度リカバリーができますが、必修は落とすと即詰むケースがあるのです。
これから授業を受ける方は、必修科目だけは最優先で取り組むようにしましょう。


大学で落単したらどうなるのか?

進級・卒業に与える影響とは

結論から言えば、1回の落単で即留年にはなりません
ただし、次のような問題が起こる可能性はあります:

  • 卒業に必要な単位が足りなくなる
  • 必修科目を落とすと翌年まで再履修できない
  • 時間割が取りにくくなる(再履修で枠が埋まるため)

とくに必修科目の落単は影響が大きいので注意しましょう。


就活や奨学金への影響もある?

実は、成績(GPA)は一部の企業で見られることがあります。
また、以下のような場合も影響を受ける可能性があります:

  • 奨学金の継続条件にGPAが関わる
  • 教員・公務員志望で成績が重視される
  • インターン選考で履修状況を提出することがある

とはいえ、多少の落単なら挽回は可能です。


6つ落単した現役大学生の実体験

筆者は実際に、1年生のときに6つの単位を落としました。
そのうち3つが必修科目だったため、留年の危機に直面し、とても焦りました。

なぜ落単したのかというと、理由は以下の通りです:

  • 朝の授業に遅刻が多かった(出席不足)
  • レポートの締切を忘れて提出できなかった
  • わからないことを放置したままにしていた

その結果、2年生の履修計画がかなり大変になりました。
特に必修科目は翌年まで再履修できず、時間割が取りづらくなってしまいました。

この経験から、「必修単位はしっかり取っておくべき」だと痛感しました。
履修登録のときは、「これは絶対に落とせない授業だ」と意識することが大切です。

大学で落単したときの対処法

GPAリカバリーのための履修戦略

落単してしまった後は、GPAの挽回を目指すのが大切です。

具体的には:

  • 得意科目を優先して履修する
  • 再履修は確実に単位を取るつもりで受ける
  • 時間に余裕のある授業を組み込む

GPAは良い成績を取れば上がっていく仕組みなので、焦らず少しずつリカバリーしましょう。


教授への相談や再履修の進め方

単位を落とした科目は、翌年度に再履修できることが多いです。
ただし、同じ失敗を繰り返さないためにも、次のような対策を取りましょう:

  • 授業開始前にシラバスをしっかり読む
  • 教授の評価基準や授業の傾向を理解する
  • 先輩に話を聞く

先生に誠意をもって相談すると、評価のヒントを教えてもらえることもあります。


落単を防ぐための生活習慣見直し

単位を落とす原因は、生活の乱れにあることが多いです。
以下の習慣を見直すだけでも、落単は防げます:

  • 毎朝決まった時間に起きる
  • 課題の締切をカレンダーで管理する
  • 授業後すぐに復習する習慣をつける

「ちょっとだけ気をつける」だけで結果は変わります!


大学の落単でよくある勘違い

「1回の落単で即留年」は本当?

これは大きな誤解です。1回落単したくらいで留年にはなりません。

ただし、以下の条件に当てはまると留年のリスクが高まります:

  • 必修科目を多く落とした
  • 進級に必要単位が足りなかった

こまめな履修チェックと単位管理が留年防止のカギです。


履歴書に残る?企業にバレる?

基本的に、履歴書に「落単数」は書きません。
ですが、GPAはエントリーシートに書かせる企業もあります。
つまり、「全部見られてる」わけではないですが、油断は禁物です。

まとめ|落単を恐れすぎず行動を

単位を落とすことは、大学生活ではよくあることです。

落単は確かにショックですが、その経験をどう活かすかが重要です。

「大丈夫、やり直せる」
そう信じて、前を向いて一歩ずつ進んでいきましょう!